ミッキーアイル鞍上浜中「周りは競りに来られないでしょう」/NHKマイルC

2014年05月06日 12:00

東京変わりでも逃げの姿勢を貫くミッキーアイル

「やることはひとつだけ」。そう言い切った浜中が、4連勝中のミッキーアイルとともに、東京のマイルで逃げ切りVを狙う。

 新馬戦こそ取りこぼしたが、2戦目から本領を発揮。持ち前のスピードでライバルを圧倒してきた。未勝利戦の勝ち時計は、ウオッカが持っていた京都マイルのJRAレコードを0秒8更新。続くひいらぎ賞では、翌日に行われた朝日杯FSの勝ち時計よりも0秒5速いタイムで駆け抜けた。重賞初制覇を決めたシンザン記念もレースレコード。前走のアーリントンCでは、のちにファルコンSを制したタガノグランパに影をも踏ませなかった。

 GIを前に、調整はすこぶる順調だ。1週前は栗東坂路で4F52秒5-12秒9(仕掛け)。重たい馬場を苦にせず、楽々と併走先着。平井助手は「追うごとに落ち着きが出てきた。4日もしまいを伸ばしましたが、我慢が利いていい動きだった」と万全の仕上げに胸を張る。

 焦点はただひとつ。“タフな東京マイルを逃げ切れるのか?”。主戦は冒頭のセリフのあとに、語気を強めてこう続けた。「あれだけゲートが速ければ、周りは競りに来られないでしょう。それだけスピードが抜けていますから。東京だからといって、無理に抑えるつもりはありません。いつもの競馬をして、それで負けたら仕方がない」。ライバルは己自身。得意のタイムトライアルに持ち込み、後続の追撃を封じてみせる。

提供:デイリースポーツ

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