10日、京都競馬場で京都新聞杯(3歳・GII・芝2200m)が行われ、中団後方でレースを進めた秋山真一郎騎手騎乗の3番人気ハギノハイブリッド(牡3、栗東・松田国英厩舎)が、直線で外に出して先行各馬を捕らえ、中団から早めに動いて直線でも脚を伸ばした8番人気サウンズオブアース(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒0(良)。

　さらにハナ差の3着に5番人気ガリバルディ(牡3、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、1番人気シャドウダンサー(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)はガリバルディとクビ差の4着、2番人気ミヤビジャスパー(牡3、栗東・笹田和秀厩舎)はさらに3/4馬身差の5着に終わった。

　勝ったハギノハイブリッドは、父タニノギムレット、母ハッピーペインター、その父トニービンという血統。前走の新緑賞に続く連勝で初めての重賞制覇を果たした。

【勝ち馬プロフィール】
◆ハギノハイブリッド(牡3)
騎手：秋山真一郎
厩舎：栗東・松田国英
父：タニノギムレット
母：ハッピーペインター
母父：トニービン
馬主：日隈良江
生産者：社台ファーム
通算成績：9戦3勝(重賞1勝)