現地時間2日、独・フェールホフ牧場で繋養されていた種牡馬アカテナンゴ Acatenango(牡23)が死亡したことが分かった。
アカテナンゴは、父Surumu、母Aggravate(その父Aggressor)という血統。85年独ダービー(独G1)、86年サンクルー大賞(仏G1)など、独・仏・英で24戦16勝の成績を残し、3度もドイツの年度代表馬に選出された。種牡馬入りすると、93年の独ダービー、95年のジャパンC(G1)などG1・5勝を挙げたランド Lando、97年の独ダービー馬ボルジア Borgiaなどを輩出。昨年はブルーカナリ Blue Canari(牡4、仏・P.バリー厩舎)が仏ダービー(仏G1)を制している。
アカテナンゴは03年に種牡馬を引退しており、05年にデビューする2歳馬が最後の産駒となる。