1400m以下の距離は5戦して4勝と抜群の安定感があるコパノリチャード(写真は14年高松宮記念優勝時)
昨秋のマイルCSを制した
トーセンラーと今年の高松宮記念を制した
コパノリチャードがそれぞれのGI勝ちの距離の中間となる1400mで激突する。脚質面でも対称的な両者の対決は見応えあるものとなりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■5/17(土) 京王杯スプリングカップ(4歳上・GII・東京芝1400m)
コパノリチャード(牡4、栗東・宮徹厩舎)は前走の高松宮記念で初GI制覇。1400m以下の距離は5戦して4勝と抜群の安定感。しかも勝ったレースは全て圧勝と言える内容。現役屈指の
スピードを持っているし、ベストと言っても良い1400mでのレースならば東京コースでも負けられないところ。
トーセンラー(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)は昨秋のマイルCSで初GI制覇。得意の京都コースと比べると東京コースは2戦して共に着外。ただ、本格化する以前のものだし、安定感の増した今なら十分に克服できるはず。距離は若干短いかも知れないが、長い直線を味方に上位争いに持ち込んできそうだ。
クラレント(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)はGII、GIIIでは常に上位争いに食い込んでくる。東京コースとの相性も良く、上記2頭のGI馬が相手でも好走が期待される。
その他、コース相性の良い
インプレスウィナー(牡7、美浦・宗像義忠厩舎)、条件合いそうな
シャイニープリンス(牡4、美浦・栗田博憲厩舎)、着実に力を付けている
インプロヴァイズ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)辺りも上位争いに食い込んできそうだ。発走は15時45分。