日本ダービー2週前追い切りを行ったワンアンドオンリー/栗東トレセンニュース(撮影:井内利彰)
皐月賞4着後も在厩したまま調整を続け、先週から坂路馬場で時計を出し始めているワンアンドオンリー(栗東・橋口弘次郎厩舎)。今朝は坂路でクリビツテンギョを1馬身後ろから追走する併せ馬を行った。
スタート直後から、抜群の行きっぷりで追走。残り3Fの標識で、すでに並びかけるような態勢になると、前半2Fを過ぎるあたりでは、鞍上が行きっぷりの良さを抑えるのに苦労するといった感じ。ほぼ同時のゴールだったが、脚色、手応えは完全にワンアンドオンリーが上回った。時計は4F53.2〜3F39.0〜2F25.6〜1F12.8秒だったが、仕掛けていれば、最後の1F12秒前半は出ていた。この動きの良さは日増しに成長している証ではないだろうか。(取材・写真:井内利彰)