人気3頭の差し脚比べは、最後に仕掛けた2番人気の
ヘイジームーン(美浦・戸田)に軍配が上がった。前半5F通過が61秒4のスローペースでも、慌てずじっくり構えて末脚を温存。直線ではディープ産駒の2頭がワンテンポ先に抜け出したが、馬場の外めから豪快に伸びてゴール前できっちり差し切った。勝ちタイムは1分47秒7。首差の2着は3番人気の
ショウナンパンドラ、さらに首差の3着には1番人気の
マローブルーが入った。
 メンバー最速となる上がり3F32秒9の瞬発力に、三浦は目を丸くする。「切れましたね。すごい脚だった。秋まで順調にいってほしい」と飛躍を期待。今後はひと息入れて、1度使ってから秋華賞
トライアルの紫苑Sへ向かう。