鞍上武豊騎手で土曜阪神5Rに登場するスマートアロー(撮影:井内利彰)
中央競馬では今週から2歳新馬戦がスタート。7日(土)・8日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、5日確定した。
今週は東京、阪神で計4鞍の2歳新馬戦が組まれており、この世代最初の新馬戦となる土曜阪神5Rには、昨年レッドリヴェールで新馬勝ち1番乗りを果たした須貝尚介厩舎からディープインパクト産駒のスマートアロー(牡、栗東・須貝尚介、父ディープインパクト)が鞍上武豊騎手で登場する。
また、土曜東京5Rには1993年のマイルCSを制したシンコウラブリイの孫で、調教の動きなどでも注目を集めているリミットブレイク(牡、美浦・尾関知人、父サクラバクシンオー)が北村宏司騎手を鞍上に登場する。今週の新馬戦に出走する主な2歳馬は以下の通り。
※左から、馬名(性別、騎手・調教師、父馬)
◆6/7(土)
・東京5R(芝1400m・15頭)
リミットブレイク(牡、北村宏司・尾関知人、サクラバクシンオー)…祖母シンコウラブリイは1993年のマイルCSの勝ち馬。調教でも抜群の動きを見せている。
マコトダッソー(牡、蛯名正義・水野貴広、ダイワメジャー)…叔父マコトスパルビエロは2010年のマーチSなどダートで重賞4勝。
・阪神5R(芝1600m・9頭)
スマートアロー(牡、武豊・須貝尚介、ディープインパクト)…父は言わずと知れたリーディングサイアー。昨年の新馬勝ち第1号は同厩舎のレッドリヴェール。
ウインバニラスカイ(牝、松山弘平・飯田雄三、チチカステナンゴ)…祖母ファイトガリバーは1996年の桜花賞馬。全姉エクセレントビューは昨年12月の新馬戦を快勝した。
◆6/8(日)
・東京5R(芝1600m・18頭)
トーセンペンタゴン(牡、内田博幸・菅原泰夫、シンボリクリスエス)…叔父カルドブレッサは5勝を挙げている現役オープン馬。
・阪神5R(芝1400m・7頭)
ケルソン(牡、菱田裕二・西橋豊治、タイキシャトル)…叔父マチカネフクキタルは1997年の菊花賞など重賞3勝。
マイネルシアトル(牡、川須栄彦・中村均、アドマイヤムーン)…半姉サウンドバリアー(父アグネスデジタル)は、2010年のフィリーズレビューを制した。