現地時間16日、米・キーンランド競馬場で行われたブルーグラスS(3歳、米G1・ダート9f)は、J.ヴェラスケス騎手騎乗のバンディニ Bandini(牡3、米・T.プレッチャー厩舎)が、好位追走から直線先頭に立つと、後続に6馬身差を付けて圧勝。勝ちタイムは1分50秒16(良)。2着に1番人気ハイリミット High Limit、3着にはクロージングアーギュメント Closing Argumentが入った。
勝ったバンディニは、父が00年ケンタッキーダービー(米G1)勝ち馬Fusaichi Pegasus、母Divine Dixie(その父Dixieland Band)という血統。牝系はエルコンドルパサー(父Kingmambo、98年ジャパンC-G1)などと同じ一族。前走ファウンテンオブユースS(米G2)ではハイフライ High Flyの2着だった。今回が重賞初制覇で、Fusaichi Pegasus産駒はこの勝利が主要競馬国でのG1初制覇となった。通算成績5戦3勝。