一時期ほどではないにせよ、現在も2歳新馬の入厩が目立っている栗東。ここで取り上げたのは、半兄にダートで3勝を挙げているガムラン(父シンボリクリスエス)、おじに2007年ジャパンCダートなど、地方交流も含めた、ダートG1を9勝しているヴァーミリアン(父エルコンドルパサー)がいる、母スカーレットベル(牡2・父キングカメハメハ)。

　管理する音無秀孝調教師は「血統的にダート適性が高いことは確かだと思いますが、この馬もしっかりした馬体をしているので、体型的にもダート向きだと思います」とコメント。6月20日にノーザンファーム天栄(福島県)から入厩したばかりなので、先の予定は決まっていないようだが、今後を注目してみたい。

　なお先週、ノーザンFしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。(取材・写真：井内利彰)

6月18日
アイビーフォールド
キングカヌヌ
サトノアラジン
シードオブハピネス
フォントルロイ
プリモンディアル
レッドオリヴィア
母ディアボレッサ

6月19日
ウォルフラム
キミニヒトメボレ
コンコード
チュウワアピール
ピオネロ
ミナスジェライス
ヨゾラニネガイヲ
母シーズアン

6月20日
アルカンジュ
フラッシュバイオ
マデイラ
ラフェドフルール
母マドンナブラボー

6月21日
ヴィラ
バトードール
ハンマークラビア