現地時間20日、昨年のエクリプス賞最優秀2歳牝馬に選ばれたスイートカトマイン Sweet Catomine(牝3、米・J.シレフズ厩舎)が、現役を引退することが分かった。今春から米・ケンタッキー州のミルリッジファームにて繁殖入りし、初年度の種付け相手はA.P.Indyを予定している。
スイートカトマインは、父Storm Cat、母は00年ビバリーヒルズH(米G1)2着があるSweet Life(その父Kris S.)という血統。昨年8月のデビュー戦2着の後、デルマーデビュタントS(米G1)で初勝利をG1で飾り、続くオークリーフS(米G2)も4馬身差で圧勝。BCジュヴェナイルフィリーズ(米G1)も3.3/4馬身差で快勝し、04年度エクリプス賞最優秀2歳牝馬に輝いた。今年はサンタイザベルS(米G3)、サンタアニタオークス(米G1)を連勝し、ケンタッキーダービー(米G1)挑戦も視野に入れていたが、牡馬に挑戦したサンタアニタダービー(米G1)では5着に敗退。レース後にオーナーのワイゴッド氏が、レース前の追い切りで脚元に問題があったことを明かし、問題になっていた。通算成績7戦5勝。