短距離路線に転向した伏兵ジャイアントスターが逃げ切り、重賞初制覇(写真提供:岩手県競馬組合)
29日、水沢競馬場で第38回ウイナーカップ(3歳・ダ1400m・1着賞金150万円)が行われ、先手を取った村上忍騎手騎乗の7番人気ジャイアントスター(牡3、岩手・瀬戸幸一厩舎)が、そのまま先頭を譲らずゴールまで駆け抜け、2着の5番人気ユナイテッドボス(牡3、岩手・晴山厚司厩舎)に2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒8(不良)。
さらに2馬身差の3着に3番人気シグラップロード(牡3、岩手・板垣吉則厩舎)が入った。なお、1番人気マイネルラヴォーロ(牡3、岩手・佐藤浩一厩舎)は8着、2番人気ラブバレット(牡3、岩手・菅原勲厩舎)は10着に終わった。
勝ったジャイアントスターは、父ジャイアントレッカー、母ロングパイル、その父スペシャルウィークという血統。通算12戦目での重賞初制覇となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆ジャイアントスター(牡3)
騎手:村上忍
厩舎:岩手・瀬戸幸一
父:ジャイアントレッカー
母:ロングパイル
母父:スペシャルウィーク
馬主:千葉達也
生産者:高野牧場
通算成績:12戦3勝(重賞1勝)