ベルカントは栗東坂路で4F67秒3-16秒1を計時。軽快に駆け上がった。「前走から、普段はおとなしくなっている。競馬でもこれぐらい落ち着いてくれたらいいですね。千二がベストだと思うし、真ん中のいい枠。このメンバーなら勝たないと」と柴原助手は重賞3勝目に期待を込めた。

　ルナフォンターナも栗東坂路で調整。「できればパンパンの良馬場でやりたい。追い切りのあともテンションが上がらず、本格化した。充実しています」と池江師は成長ぶりに目を細める。ただ、「敵はハンデだけ」と55キロの斤量に不満げだった。