アドマイヤキッス・パッションダンスの半弟にあたるキッスアフィニティ(撮影:佐々木祥恵)
7月13日(日)、福島5Rの芝1800の新馬戦でデビューする2頭をピックアップして、関係者に話を聞いた。
キッスアフィニティ(牡2・美浦・久保田貴士厩舎/父ゼンノロブロイ 母キッスパシオン 母父ジェイドロバリー)は、2006年のローズS(GII)を含む重賞4勝のアドマイヤキッス、昨年の新潟大賞典(GIII)を勝ったパッションダンスの半弟にあたる。
同馬について久保田調教師。
「ここまでしっかり乗り込んできて順調です。完成度としてはまずまずいいところまで来ています。ゲートはそれほど速くはなさそうですけど、トビが大きくてゆったりと走れる馬です。福島では1800mなら力を出せるのではないかと思い、ここを使うことにしました。デビューに向けて、休まず調整してくることができましたし、期待しています」
担当の井坂重信調教助手。
「大きなトラブルもなく順調に来ています。入厩して2か月くらいになりますが、ずっと追い切りをこなしてくれていますし、そのあたりはすごいなと感じています。悪さばかりしていて、まだ子供ですけど、伸びしろのある馬だと思います」
スクリーンショット(牡2・美浦・水野貴広厩舎/父スクリーンヒーロー 母ソングフォー 母父Gone West)について、水野調教師。
「ゲートは普通ですけど、走りの感じは悪くないですよ。先週、柴田善臣騎手に乗ってもらったら、楽に動けていました。伸びてきてからのストライドが良いですね。馬場が悪くなると良くないかもしれないですけど。力は出せる仕上がりだと思います」(取材・写真:佐々木祥恵)