10日に入厩した九州産の母ラッキービクトリー(撮影:井内利彰)
今週の重賞は函館競馬場で行われるということもあって、夏らしさが増した印象のある栗東トレセン。再来週から小倉競馬が開幕となるが、それと同時に始まるのが、九州産限定の2歳新馬戦。早くから、このレースを目標に仕上げている馬もいるが、この時期になって、栗東へ入厩してきた馬も多い。
7月10日に吉澤ステーブルWEST(滋賀県)から入厩した母ラッキービクトリー(父スクワートルスクワート/栗東・橋口弘次郎厩舎)もその1頭。同じ厩舎で管理される、半兄キリシマホーマは中京芝1600mの3歳未勝利戦を勝っているので「九州産だから」という格下感はない。もちろん馬体の良さも目立っている。ちなみに担当するのは、ワンアンドオンリーを担当している甲斐純也調教助手。
「牧場ではゲートをしっかりやってもらったので、明日から練習して、良ければすぐに試験を受けることができると思います」と橋口弘次郎調教師。状況次第で、開幕週の九州産限定の新馬戦に間に合いそうだ。
なお先週、ノーザンFしがらきから栗東へ入厩した馬は以下の通り。(取材・写真:井内利彰)
7月9日
アドマイヤキンカク
アルアマーナ
オトコギマサムネ
コリンブレッセ
サプライズシーヌ
テナンゴ
フラガラッハ
リヤンドファミユ
7月10日
キエレメムーチョ
ファーガソン
ブレイズアトレイル
マッセナ
マナオラナ
ライロア
ラブラバード
レネットグルーヴ
ロザリウム
母トキオタヒーチ
7月11日
アドマイヤクーガー
エアラフォン
ケイティープライド
デモニオ
マウンテンライオン
7月12日
サイバーロイド
スリールドランジュ
ネオジェネシス
ミラクルウェーブ
母チアズメッセージ(2012年産)