4日、道営札幌競馬場で行われた北斗盃(ダート1000m、1着賞金200万円)は、坂下秀樹騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝130円)アドミラルサンダー(牡3、北海道・原孝明厩舎)が道中早めに先頭に立つと、直線追いすがる2番人気クラキングレディをハナ差抑えて優勝した。勝ちタイムは1分01秒8(良)。さらに2馬身差の3着には6番人気トラックマグナが入った。

　勝ったアドミラルサンダーは、父グリーンアプローズ、母サレンダー(その父ミルジョージ)という血統。半姉にJRA・3勝のウイズハヤテカゼ(父サクラチヨノオー)がいる。04年4月にデビュー(3着)し、9月にはJRA札幌の2歳500万下(11着)に参戦。前々走、兵庫ジュニアグランプリ(交流G3)ではプライドキムの8着に入っていた。今回が重賞初制覇。通算成績は13戦6勝(うちJRA・1戦0勝)。