ザッツザプレンティ、屈腱炎再発で引退

2005年05月06日 10:32

 6日、1日の天皇賞・春(G1)10着後、右前脚に腫れの兆候が出ていた03年の菊花賞(G1)馬ザッツザプレンティ(牡5、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、5日のエコー検査の結果、屈腱炎を再発していることが判明した。今後は7日付けでJRA競走馬登録を抹消し、種牡馬入りすることになった。繋養先などは現時点で未定。

 ザッツザプレンティは、父ダンスインザダーク、母バブルプロスペクター(その父Miswaki)という血統。半姉がマニックサンデー(父サンデーサイレンス、4歳牝馬特別・東-G2)で、叔父にバブルガムフェロー(父サンデーサイレンス、天皇賞・秋-G1)、姪に昨年の阪神JF(G1)を制したショウナンパントル(牝3、美浦・大久保洋吉厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。

 デビュー3戦目の02年ラジオたんぱ杯2歳S(G3)を圧勝し、クラシック戦線の中心に躍り出るも、翌春は皐月賞(G1)8着、日本ダービー(G1)3着に敗退。神戸新聞杯(G2)5着を挟んで迎えた菊花賞では、96年に同レースを制した父ダンスインザダークに続く親仔制覇、ならびに同産駒として初のJRA・G1を奪取した。04年宝塚記念(G1)5着後に、放牧先で屈腱炎を発症し長期休養入りしていたが、4月の大阪ーハンブルクC(OP)で復帰(4着)するも、1日の天皇賞・春では10着に敗れていた。通算成績16戦3勝。

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