夏の小倉の名物レース・九州産馬限定の一戦を制したのは1番人気のエフェクト(牝、父スクワートルスクワート、栗東・服部)。好位追走から4コーナーで逃げるカシノフレンジー(6着)をかわして先頭に立つと、後続を寄せ付けることなく楽々とゴール。1分10秒7の勝ちタイムでデビュー戦をものにした。1馬身1/4差の2着は、勝ち馬と同じく好位からそつなく立ち回った3番人気のグランデコマンド、さらに3馬身差の3着には4番人気のキリシマツバサが入った。

「九州産限定では力上位です」と国分優は胸を張った。服部師も「うれしいな。前半は無理せず、しまいはしっかり。うちの厩舎の宝物や」とご機嫌だった。この後は九州産限定のひまわり賞(30日・小倉、芝1200m)へ。結果次第では連闘で「小倉2歳S(9月7日・小倉、芝1200m)へ行きたい」と声を弾ませた。