現地時間6日、米・チャーチルダウンズ競馬場で行われたケンタッキーオークス(3歳牝、米G1・ダート9f)は、J.ベイリー騎手騎乗の2番人気サマーリー Summerly(牝3、米・S.アスムッセン厩舎)が、スタート直後から先頭に立つと後方から捲くり気味に進出した4番人気インザゴールド In the Goldに2馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分50秒23(良)。圧倒的1番人気に支持されたシスシティ Sis Cityは好位追走も伸び切れず4着に敗れた。

　勝ったサマーリーは、父Summer Squall(その父Storm Bird)、母Here I Go(その父Mr.Prospector)という血統で、近親に99年英ダービー(英G1)3着馬ビートオール Beat All(父Dynaformer)がいる。今年に入りフェアグラウンズオークス(米G2)、シルヴァーブリットデイS(米G3)を制しており、重賞3勝目が初のG1制覇となった。通算成績8戦5勝。