7日、98、99年のバーデン大賞(独G1)を連覇し、独・シュレンダーハン牧場で種牡馬生活を送っているタイガーヒル Tiger Hill(牡10)を、シェイク・モハメド殿下の生産組織ダーレーが購入した。繋養先は未定だが、アイルランドかイギリスで繋養される見込み。
タイガーヒルは、父デインヒル、母The Filly(その父Appiani)という血統。デビューから6連勝で臨んだ98年独ダービー(独G1)こそ1番人気10着に敗れたが、その後は古馬相手にバーデン大賞を制し、凱旋門賞(仏G1)でも3着に好走。翌年はサンクルー大賞(仏G1)でエルコンドルパサーの2着に入ると、バーデン大賞を連覇し、ジャパンC(G1)にも出走(10着)していた。通算成績17戦10勝。種牡馬入り後はキングスタイガー Konigstiger(伊グランクリテリウム-伊G1)、ミスターサッチャ Mister Sacha(ギシュ賞-仏G3)などの重賞ウイナーを輩出している。