新潟大賞典、エアセレソン初重賞制覇

2005年05月15日 15:38

 15日、新潟競馬場で行われた新潟大賞典(G3・芝2000m)は、藤田伸二騎手騎乗の1番人気エアセレソン(牡5、栗東・伊藤雄二厩舎)が、道中は馬群で脚を貯め直線は馬場の真ん中に持ち出すと、4番人気カンファーベストをクビ差制し優勝した。勝ちタイムは1分58秒9(良)。さらにアタマ差の3着には14番人気プライマリーケアが入り、2番人気スズノマーチは6着に敗れた。

 勝ったエアセレソンは、父チーフベアハート、母リボンストライプ(その父トニービン)という血統で、伯父に93年日本ダービー(G1)馬のウイニングチケット(父トニービン)、叔父にロイヤルタッチ(父サンデーサイレンス、ラジオたんぱ杯3歳S-G3)がいる。3走前の日経新春杯(G2)で0.4秒差の5着に入ると、前走の難波S(1600万下)を快勝しオープン入りしていた。3度目の重賞挑戦で初制覇を飾った。通算成績16戦7勝。

 鞍上の藤田伸二騎手は、ダンツキッチョウで制した青葉賞(G2)に続き今年JRA重賞3勝目で、通算64勝目。新潟競馬場でのJRA重賞制覇は、エクセレンスロビンで制した93年新潟3歳S(G3)以来12年ぶりとなった。管理する伊藤雄二調教師は、ファインモーションで制した昨年の札幌記念(G2)以来のJRA重賞制覇で、通算74勝目。新潟競馬場でのJRA重賞は初制覇。ともに同レースは初勝利となった。

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