15番人気の伏兵オーミアリスが大外強襲、ゴール前で差し切り重賞初制覇
7日、小倉競馬場で小倉2歳S(2歳・GIII・芝1200m)が行われ、スタートで遅れ後方からの競馬となった国分優作騎手騎乗の15番人気オーミアリス(牝2、栗東・藤沢則雄厩舎)が、直線に入って大外から一気に脚を伸ばし、好位から一旦は先頭に立った1番人気レオパルディナ(牝2、栗東・高橋康之厩舎)をゴール寸前で捕らえ、これにハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒4(良)。
さらに3/4馬身差の3着に2番人気スノーエンジェル(牝2、栗東・浅見秀一厩舎)が入った。なお、3番人気ゼンノイザナギ(牡2、栗東・安田隆行厩舎)はスノーエンジェルとアタマ差の4着に終わった。
勝ったオーミアリスは、父ホワイトマズル、母ポットアカデミー、その父Royal Academyという血統。8月2日の新馬戦に続くデビュー2連勝での重賞制覇を果たした。また、鞍上の国分優作騎手にとっても、これが初めての重賞勝利となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆オーミアリス(牝2)
騎手:国分優作
厩舎:栗東・藤沢則雄
父:ホワイトマズル
母:ポットアカデミー
母父:Royal Academy
馬主:岩崎僖澄
生産者:松木加代
通算成績:2戦2勝(重賞1勝)
【勝利ジョッキー・国分優作騎手のコメント】
(重賞初制覇の)実感はまだないですが、凄く嬉しいです。
凄く軽い動きをする馬なので、邪魔はしないように乗ろうと思っていました。直線の伸びは気持ち良かったですが、最後内(レオパルディナ)を交わせたかわからなかったので、上がってきてから勝ったんだなと思いました。これからも順調にいってほしいです。