2012年12月29日に行われたフリオーソの引退式にて(左が川島師、撮影:高橋正和)
千葉県競馬組合は7日、病気療養中であった川島正行調教師(船橋)が逝去されたと発表した。66歳だった。
同師は、4度もの地方競馬年度代表馬に輝き2011年フェブラリーS(GI)でも2着となった
フリオーソや、東京大賞典連覇などGI級競走5勝を挙げたアジュディミツオー、2003年の地方競馬年度代表馬
ネームヴァリューなどを手がけた。
中央競馬では未勝利だったものの、地方競馬通算で4839戦1276勝(重賞139勝)の成績を残しており、2005年にはアジュディミツオーでドバイワールドCにも挑戦した(6着)。NAR
グランプリでは9度もの最優秀調教師賞を受賞しており、名実ともに地方競馬を代表するトレーナーの1人だった。
なお
ナイキマドリードなど、所属馬は暫定的に川島正一厩舎の所属となった。
【NAR
グランプリ受賞歴】
最優秀調教師賞:1994年、2000年、2002年〜08年
優秀調教師賞:1997年
最優秀賞金収得調教師賞:2009年、2010年、2012年、2013年