運動を終えて洗い場でリラックスするメイショウイザヨイ
メイショウイザヨイが夏の短距離王者の座を虎視たんたんと狙っている。「使った後も元気いっぱい。ここまで順調にきています」と河北助手は仕上がりの良さをアピールする。
前走の北九州記念では13番人気ながら、鼻差2着と大健闘。52キロの軽ハンデを生かし、道中2番手からしぶとく粘り込んだ。「思ったほど馬体重が減っていなかった(マイナス2キロ)からね。もっと絞れていれば勝てていたかもしれない。今回も積極的な競馬で」と仕上げ人は意欲をのぞかせる。
舞台変わりも大歓迎だ。仁川の6F戦は2勝の実績がある。「時計が速くなる開幕週の馬場も合うと思う。(ハナを切りそうな)
ハクサンムーンの後ろあたりにつけられれば」と理想の形を思い描いた。
サ
マースプリントシリーズ制覇とスプリンターズS(10月5日・新潟、芝1200m)への優先出走権が懸かる一戦。来年2月末で解散を迎える小野幸厩舎にとっても、ここで大きな勲章を手にしておきたいところだ。「あと半年ぐらいで終わりですからね。いい結果を出してほしい」とチャンスをモノにする構えだ。