現地時間22日、愛・カラ競馬場で行われた愛1000ギニー(3歳牝、愛G1・芝8f)は、M.キネーン騎手騎乗のサオアイル Saoire(牝3、愛・F.クロウリー厩舎)が、ペンキーナプリンセス Penkenna Princessとの叩き合いを短頭差制して優勝した。勝ちタイムは1分41秒5(稍重)。さらに1/2馬身差の3着にルアスライン Luas Lineが入り、英1000ギニー(英G1・芝8f)2着のメイズコーズウェイ Maids Causewayが5着、同1着馬ヴァージニアウォーターズ Virginia Watersは8着に敗れた。
勝ったサオアイルは父が96年ナンソープS(英G1・芝5f)を勝ったスプリンターPivotalで、母Polish Descent(その父デインヒル)という血統。昨年7月にデビューし、同年8月に勝ち上がり、モイグレアスタッドS(愛G1・芝7f)3着など、2歳時は4戦1勝の成績を残していた。今季初戦となった前走、英1000ギニーではヴァージニアウォーターズから約4馬身遅れた6着だった。通算6戦2勝。
鞍上のM.キネーン騎手は88年Trusted Partner、03年Yesterdayに続き同レース3度目の勝利。管理するF.クロウリー調教師は初勝利となった。