24日、浦河町のJRA日高育成牧場で、ヤマカツスズラン(阪神3歳牝馬S-G1)やテンザンセイザ(京都新聞杯-G2)、ブルーイレヴン(牡5、栗東・角居勝彦厩舎、東京スポーツ杯2歳S-G3)などを輩出している、「ひだかトレーニングセール2005(ひだか東農協主催)」が行われた。今年は110頭(牡65頭、牝45頭)が上場され、55頭(牡38頭、牝17頭)が売却された。売上総額は4億7183万8500円(3888万1500円減)だった。
最高価格は、静内町のクドウファームが2835万円で落札した新種牡馬アグネスタキオン産駒の「テディベア2003(牡2、母の父ドクターデヴィアス)」。同馬は公開調教で24秒0〜11秒1を記録していた。次いでフォーティナイナー産駒の「イーベルリンクスの15(牡2、母の父ドクターデヴィアス)」が(株)RRAに、道営所属ながら99年函館3歳S(G3)を制したエンゼルカロの初仔「エンゼルカロ1(牡2、父スペシャルウィーク、母の父スターオブコジーン)」がビッグレッドファームに、それぞれ2730万円で落札された。
また、前日の北海道トレーニングセールに続き、韓国の購買団体が参加し、果川馬主クラブが3頭、KRA韓国馬事会が1頭、計4頭(全て牝馬)を落札した。