皐月賞馬イスラボニータが楽々と抜け出し、秋の始動戦を完勝(撮影:下野雄規)
21日、新潟競馬場でセントライト記念(3歳・GII・芝2200m)が行われ、先団の後ろでレースを進めた蛯名正義騎手騎乗の1番人気イスラボニータ(牡3、美浦・栗田博憲厩舎)が、直線に入って、道中3番手から一旦先頭に立った2番人気トゥザワールド(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)を捕らえ、これに1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分11秒7(良)。
さらにクビ差の3着に10番人気タガノグランパ(牡3、栗東・松田博資厩舎)が入った。なお、3番人気サトノフェラーリ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は13着に終わった。
勝ったイスラボニータは、父フジキセキ、母イスラコジーン、その父Cozzeneという血統。皐月賞1着、日本ダービー2着という世代トップホースがその実力を存分に見せつけた。なお、本馬及び2着のトゥザワールド、3着のタガノグランパは菊花賞の優先出走権を手にした。
【勝ち馬プロフィール】
◆イスラボニータ(牡3)
騎手:蛯名正義
厩舎:美浦・栗田博憲
父:フジキセキ
母:イスラコジーン
母父:Cozzene
馬主:社台レースホース
生産者:社台コーポレーション白老ファーム
通算成績:8戦6勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:2014年皐月賞(GI)