今年から重賞に格上げされた、いちょうS(10月11日・東京芝1600m)に出走予定のサトノフラム(栗東・安田隆行厩舎)。今朝はレースに向けた1週前追い切りをCWで行った。

　ルミナスウイングが先行する流れを6F地点で2秒近く追走。1Fごとにその差を詰めるような形で、4コーナーでは追いついて、直線は外から一気に先着する形。時計は6F84.6〜5F69.1〜4F54.1〜3F39.4〜1F12.0秒と全体は遅めだが、ラスト1Fは速い数字。1回レースを使ったからといって、テンションが上がるようなことはなく、折り合いのついた走りが印象的だった。(取材・写真：井内利彰)