30日、19日に行われた3回札幌競馬3日目2R(3歳条件未勝利)のレースに出走して1着になった
プリンセスビジン(牝3、北海道・大崎順司厩舎)から、興奮作用のあるカフェインが検出されたことが、北海道競馬事務所から発表された。同レースの払い戻しの変更などは、競馬法に基づき行われないこととなっている。
通報を受けた札幌中央署は同日午前に競馬法違反の疑いで、同馬が所属する大崎厩舎(日高管内門別町)や調教師の自宅を家宅捜索。道競馬事務所の北村健所長は、道庁で行われた記者会見で陳謝した。同馬は19日以後レースに出走していないが、6月17日までの出走停止処分とし、優勝賞金の返還も同厩舎などに求めた。
ホッカイドウ競馬で、出走馬から禁止薬物が検出されたのは、99年10月以来となる。