阪神11Rのシリウスステークス(3歳GIII・ダート2000m)は、1番人気
クリノスターオー(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分03秒8。3/4馬身差の2着に3番人気
ナムラビクターが、1馬身半差の3着に7番人気
トウシンイーグルがそれぞれ入線。
クリノスターオーは栗東・高橋義忠厩舎の4歳牡馬で、父アドマイヤボス、母マヤノスターライト(母の父ジェイドロバリー)。通算成績は13戦6勝となった。
レース後のコメント
1着
クリノスターオー 幸英明騎手
「逃げるのがベストの馬ですが、行く馬を行かせて2番手からのレースになりました。いい感じで進んでいましたが、4コーナー手前で予想外に
ナムラビクターが早めに動いてきて、外から被される形になると一旦手応えがなくなりました。しかし、直線ではまたひと伸びしてくれました。調教のときに多くの馬が走るなかで経験させたのが生きたのかもしれません。まだまだ課題の多い馬ですが、それだけのびしろも大きいと思います」
2着
ナムラビクター 小牧太騎手
「この馬の力は出してくれたと思います。気性の難しい馬ですが、今日は勝ちパターンのレースでした」
3着
トウシンイーグル 和田竜二騎手
「3コーナーまで折り合いもついていい感じでしたが、勝負どころで遊んでしまって......。ただ、直線でエンジンがかかってからはまた伸びていました。能力を出し切れれば十分通用すると思います」
4着
サトノプリンシパル 武豊騎手
「マイペースで非常にいい形で行けましたが、最後に止まってしまいました。馬は去年よりすごくよくなっていました」
5着
ケイアイレオーネ 浜中俊騎手
「テンに行けませんでした。自分から進んで行かず、後方からになりました。長く脚は使っていますが、他力本願ですし、前半から気持ちが入ってくれればもっとやれると思います」
6着
グランドシチー 津村明秀騎手
「馬場とメンバーを考えて前残りのレースになると思い、いつもより前に行かせました。そのぶん途中でハミを噛むようなところがありました。直線では遅れましたが、少しずつ復調している感じです」
9着
ジェベルムーサ 田辺裕信騎手
「なかなかいい頃の感じに戻ってきません。途中から動いていきましたが、いい頃の反応がありませんでした」