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【東スポ杯2歳S展望】前走サウジアラビアRC組のゾロアストロが中心

2025年11月20日 06:00

ゾロアストロ(撮影:下野雄規)

 後のクラシック戦線、さらには古馬GI戦線を占う上で重要な2歳重賞、東京スポーツ杯2歳S。東京競馬場の芝1800mという、スタミナとスピード双方の能力が問われる舞台設定で、過去にはコントレイルイクイノックスといった歴史的名馬もここをステップに羽ばたいていった。今年も素質馬が集結し、注目の一戦となる。

1.前走重賞・OP組が優勢、特にサウジアラビアRC組に注目

 過去10年のデータを分析すると、前走でOPクラスだった馬は[2-2-4-11]で複勝率42.1%と高い好走率を記録している。一方、前走未勝利組は[0-3-1-18]で複勝率18.2%と苦戦傾向が明らかだ。キャリアが浅い馬同士でも、既に格上のレースを経験しているアドバンテージは大きい。特に前走サウジアラビアRC組は[2-0-0-1]と出走数は少ないながら複勝率66.7%と抜群の成績を残しており、今年も最優先で注目すべきローテーションと言える。

2.前走4角先頭は苦戦傾向、先行・差しタイプが有利

 前走の第4コーナー通過順位別の成績を見ると、レースの主導権を握っていた「1位」の馬は[0-2-0-12]と、連対はあっても勝ち星がなく、複勝率も14.3%と低い水準に留まっている。対照的に、4角2番手の馬は複勝率38.9%、4角3番手の馬は複勝率45.5%と、先行集団でレースを進めた馬が好成績を収めている。東京の長い直線では、単純な逃げ切りは難しく、好位からしっかりとした末脚を使える馬が有利な傾向にある。

3.前走で上位人気(1-3人気)だった馬が信頼度高い

 前走での人気別成績では、前走1人気だった馬が[3-6-6-19]で複勝率44.1%と、馬券圏内の半数を占めている。同様に、前走2人気だった馬も複勝率40.0%、前走3人気だった馬も複勝率40.0%と高い信頼度を示している。2歳戦ということもあり、前走で既に高い評価を受けていた素質馬が、ここでも順当に力を発揮するケースが多い。極端な人気薄からの巻き返しは期待しづらいデータとなっている。

 ゾロアストロは、前走サウジアラビアRC組。過去10年で複勝率66.7%を誇る最重要データをクリアしている。GIIIで1人気に支持され3着と、既に重賞で通用する力を証明済み。データ的な死角は少なく、ここも勝ち負けが期待できる。

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