川田騎手が跨って菊花賞の1週前追い切りを行ったトゥザワールド(撮影:井内利彰)
朝一番のCW。菊花賞(10月26日・京都芝3000m)の出走を予定している池江泰寿厩舎の3頭(
サトノアラジン、
トーセンスターダム、
トゥザワールド)が、それぞれが別の馬を相手に併せ馬で1週前追い切りを行った。
ベルサリエーレを追走する併せ馬は
トゥザワールド。川田将雅騎手が跨っていたが、この馬らしく、きっちり折り合いがついた走りを見せて、直線は内から並びかける形。相手も余力十分だったため、併走の時間が長く感じられたが、最後は突き放して先着のゴール。時計が6F85.9〜5F70.2〜4F54.8〜3F39.8〜1F12.5秒と全体が遅めだが、この時間帯はこのような時計が多かったので、特に気にすることはないだろう。前走時の中間追い切りでも絶好の動きを見せていただけに、そういった意味では変わりがない。(取材・写真:井内利彰)