9日、名古屋競馬場で行われた東海ダービー(3歳、ダート1900m・1着賞金300万円)は、川原正一騎手騎乗の2番人気セントレアリキ(牡3、愛知・角田輝也厩舎)が、3番手追走から、4角で同時に上がって行った圧倒的1番人気(単勝150円)スコッツデールとの叩き合いを3/4馬身差制して優勝した。勝ちタイムは2分04秒2(良)。さらに4馬身差の3着には大逃げを打った12番人気タカネローマンが入った。
勝ったセントレアリキは、父タイキシャトル、母ナイトオブスターズ(その父Sadler's Wells)という血統。今年2月に栗東・鮫島一歩厩舎からデビュー。2戦目で初勝利を挙げるも、昇級後2戦は惨敗が続き、愛知・角田輝也厩舎に移籍した。今回が移籍初戦で重賞初制覇を達成した。通算成績5戦2勝。