マラケシュがデビュー勝ち、横山典「最後まで一生懸命だった」/東京新馬

2014年10月26日 12:00

果敢に逃げて押し切ったマラケシュ(右)=東京競馬場

「2歳新馬」(東京4R・芝1600m)

 横山典の積極的なエスコートが光った。10番人気のマラケシュ(牝、父ヴァーミリアン、美浦・佐藤吉)が猛追をしのいで、1分35秒6のタイムで勝利をつかんだ。序盤で先頭に立つと、2番手以下を離す縦長の展開に。リードを生かして、外から迫る後続馬を振り切った。首差の2着は7番人気のトキワ、さらに鼻差の3着には11番人気のディスコルディアが入り、3連単は262万馬券と大きく荒れた。なお、1番人気のフロレットアレーは直線で進路を確保できずに9着に沈んだ。

 単騎で行けたとはいえ、1000mの通過が59秒1。新馬戦にしては速いペースで押し切ったのだから中身も濃い。横山典は「前に行くつもりで少し出して行った。後ろがごちゃついて展開にも恵まれたが、最後まで一生懸命だった」と力走をたたえた。ダート向きの血統だが、芝でいいスピードを見せただけに先々が楽しみだ。

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