フェイムゲームが美浦Wで躍動した。僚馬
インプレスウィナー(7歳オープン)を5Fで0秒4追走。1Fで馬体を並べると、そのまま馬なりでフィニッシュ。5F70秒9-40秒4-13秒6を記録した。
宗像師は「とてもいい感じだった。手応えにも余裕があったし、鞍上に反抗する面も見られなかった」と、精神面での成長ぶりに目を細める。
気性の難しさに対応するためチークピーシーズやブリンカーを着用してきたが、もうひとつ結果が出ず歯がゆい思いをしてきた。
だが、今週の追い切りを見た指揮官は「きょうの動きなら心配はない。ノーマルで(何も着けないで)臨む予定。これまで強い相手にモマれてきたし、実績がある東京でいい競馬をして
ジャパンCへ向かいたい」と力を込めた。
GI馬を豪快に突き放した。
マイネルメダリストは美浦坂路で4F56秒0-39秒9-13秒7をマーク。
ホエールキャプチャ(6歳オープン)に2馬身先着した。「動きはまずまず。体調は問題ないね」と騎乗した蛯名はうなずく。「オールカマー(18着)の敗因が分からないから何とも言えないけどね。実績のあるコースでどこまで変わるか」と目黒記念を制した舞台での復活を願った。