武幸騎手が跨ってエリザベス女王杯の1週前追い切りを行ったメイショウマンボ(撮影:井内利彰)
宝塚記念、京都大賞典と惨敗が続いているメイショウマンボ(栗東・飯田祐史厩舎)だが、エリザベス女王杯(11月16日・京都芝2200m)は昨年制したレース。ここでの復活を目指し、この中間は意欲的な追い切りが続いているが、今朝もそんな工夫が感じられる追い切り内容となった。
武幸四郎騎手が跨って、シンゼンレンジャーとともにCWに入場。その遥か前方には、モズフリムカナイデが構えており、二段階式の併せ馬を敢行。シンゼンレンジャーとは残り4F標識あたりで馬体を併せる形となり、直線に向くと、早々に競り落とした。前にいたモズフリムカナイデは並ぶ間もなく交わして、楽々の先着。時計は6F81.8〜5F65.7〜4F50.8〜3F37.3〜1F12.1秒と速く、併せ馬の内容からも、中身の濃い1週前追い切りと言ってよいだろう。(取材・写真:井内利彰)