外回りコースで良さが出るオルフェーヴルの全弟アッシュゴールド(写真は2014年未勝利優勝時)
今年から11月の開催となったデイリー杯2歳S。ここには2戦目で勝ち上がった
オルフェーヴルの全弟
アッシュゴールドや、ききょうSで改めてその強さを見せた
ナヴィオン、新馬・中京2歳Sと連勝中の
ケツァルテナンゴなどがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。
■11/15(土) デイリー杯2歳S(2歳・GII・京都芝1600m)
アッシュゴールド(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)は圧倒的支持を集めた新馬戦は6着に終わったものの、一休みして立て直された未勝利戦で後方からの追い込みを決めて勝ち星を挙げた。重賞の今回は一気に相手が強くなるが、末脚を生かせる外回りに替わるのは歓迎。全兄
オルフェーヴルとの兄弟クラシック制覇を目指すためにも、ここで賞金を積み上げておきたいところだろう。
ナヴィオン(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)は最後方からの競馬となった新潟2歳Sは追い込み届かず6着までだったが、前走のききょうSで巻き返して勝利。中団からのレースができたのは収穫で、最後は流すくらいの余裕もあった着差以上の内容だった。ここでも最有力候補となりそうだ。
ケツァルテナンゴ(牡2、栗東・笹田和秀厩舎)は新馬戦、中京2歳Sを連勝。特に2戦目の中京2歳Sでは、マイナス18キロでの出走、道中は外で掛かりっぱなしという状況でなお完勝しており、素質の高さを窺わせた。休み明けのここでも上位争いは十分に可能だろう。
その他、もみじSを勝った
アルマワイオリ(牡2、栗東・西浦勝一厩舎)、新馬戦を快勝した
グレイスフルワード(牝2、栗東・牧田和弥厩舎)、
フミノムーン(牡2、栗東・西浦勝一厩舎)なども上位進出を窺う。発走は15時45分。