19日、阪神競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1400m)は、新種牡馬クロフネ産駒で、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝120円)プラチナローズ(牝2、栗東・浅見秀一厩舎)が、2番手追走から4角で先頭に並ぶと、逃げた3番人気エイシンチャームに1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分25秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着には後方から追い込んだ8番人気サンレイマックが入った。
勝ったプラチナローズは、父クロフネ、母が98年フラワーC(GIII)を制したスギノキューティー(その父Majestic Light)という血統。半兄にJRA現2勝のグローバルボンバー(牡4、栗東・浅見秀一厩舎、父フォーティナイナー)がいる。本馬の勝利でクロフネ産駒はJRA初出走初勝利を飾った。新種牡馬では、18日の阪神新馬戦(芝1200m)を制したメイショウドトウ産駒シゲルフドウカブ(牡2、栗東・田中章博厩舎)に続く勝ち上がりとなった。
また地方競馬のクロフネ産駒では、4月21日に今年初めて行われたホッカイドウ競馬の2歳戦で、シップアルーフ(牝2、北海道・成田春男厩舎)がデビュー戦を勝利している。