20日、01年新潟記念(GIII)を制したサンプレイス(牡10)が、午前8時40分に種牡馬として繋養されていた千葉県JBBA下総種馬場で疝痛のため死亡した。
サンプレイスは父サンデーサイレンス、母サンシャインステラ(その父トニービン)という血統。98年に栗東・池江泰郎厩舎からデビューし、翌年秋に菊花賞(GI-14着)へ出走。その後も重賞で善戦を続け、01年新潟記念で初重賞制覇を遂げた。その後に右前脚の浅屈腱炎を発症し、同年11月に登録を抹消した。通算成績15戦5勝。
02年から種牡馬入りし、現2歳の初年度産駒は16頭。03年32頭、04年12頭、05年(5月31日まで)7頭に種付けしていた。現在JRAでは美浦・沢峰次厩舎のスピードグラファー(牝3、母クリノエランセ、その父ウィナーズサークル)の1頭、地方には岩手、川崎へ2頭が登録されているが、まだレースには出走していない。