6番人気カボスチャンが新馬戦を勝利し、後藤浩輝騎手が復帰後初勝利(撮影:下野雄規)
24日、東京競馬場5Rで新馬戦(2歳・芝1800m・13頭)が行われ、好位の内でレースを進めた後藤浩輝騎手騎乗の6番人気カボスチャン(牝2、美浦・牧光二厩舎)が、直線で外に持ち出して前を捕らえ先頭に立ち、最後はそのさらに外から脚を伸ばしてきた1番人気グランシルク(牡2、美浦・戸田博文厩舎)の追撃をクビ差凌いで優勝した。勝ちタイムは1分52秒0(良)。
さらにクビ差の3着に8番人気プレイヤーハウス(牡2、美浦・大和田成厩舎)が入った。なお、3番人気ダイワグローリー(牝2、美浦・上原博之厩舎)は4着、2番人気メイショウクロタカ(牡2、栗東・庄野靖志厩舎)は9着に終わった。
勝ったカボスチャンは、父タニノギムレット、母マルカパール、その父サンデーサイレンスという血統。4月27日の落馬事故から復帰した鞍上の後藤浩輝騎手は、今週これまで2着2回、3着2回の成績を挙げていたが、復帰17戦目となったここで勝ち星を手にした。
【勝ち馬プロフィール】
◆カボスチャン(牝2)
騎手:後藤浩輝
厩舎:美浦・牧光二
父:タニノギムレット
母:マルカパール
母父:サンデーサイレンス
馬主:ケンレーシング組合
生産者:社台ファーム