23日、船橋競馬場で行われた東京湾C(3歳、ダート1800m、1着賞金1200万円)は、石崎隆之騎手騎乗の2番人気ドラゴンシャンハイ(牡3、船橋・出川龍一厩舎)が、5番人気ブルーマルゼンに2.1/2馬身差をつけ快勝した。勝ちタイムは1分52秒1(不良)。さらに1.1/2馬身差の3着には3番人気ブラウンウォーキーが入り、1番人気のキンセイブレイドは4角で一杯の10着に敗れた。

　レースは、2角手前でドラゴンシャンハイがハナに立ち、キンセイブレイドが2番手、ブルーマルゼンが3番手を追走する形。直線入り口でブルーマルゼンがドラゴンシャンハイの外へ馬体を併せたが、二の脚を使ってさらに突き放し快勝した。

　勝ったドラゴンシャンハイは、父シャンハイ、母レディカンムリ(その父ミルジョージ)という血統。昨年6月のJRA認定新馬(船橋・ダート1000m)でデビュー勝ちを収め、1月の2戦目(船橋・ダート1500m)、JRAに遠征した3歳500万(東京・ダート1300m)に出走し、8番人気ながら後方から差し切って3連勝を達成。今回はそれ以来、約5ヶ月ぶりのレースだった。通算成績4戦4勝(JRA1戦1勝)。

　鞍上の石崎隆之騎手は、01年アブクマドリーム以来の同レース勝利で、通算5勝目。管理する出川龍一調教師は同レース初制覇となった。