しっかりと伸びて追撃を振り切ったトゥルッリ(右)=東京競馬場
「2歳新馬」(東京4R・芝1600m)
クロフネ産駒の
トゥルッリ(牡、美浦・田村)が力強く伸びて、1分37秒6のタイムで1番人気に応えた。好スタートを切った3番人気
ウインオリファン(3着)がハナに立ったが、4角では3頭横並びの外から先頭をうかがう形。直線半ばで抜け出し、追撃を振り切った。後方から脚を伸ばした7番人気
エヴァンジルが首差の2着。
ウインオリファンがさらに3馬身差で続いた。
母カーメリタは半兄が01年の安田記念馬ブラックホーク、半妹が07年のNHKマイルCを勝った
ピンクカメオの良血馬。横山典は「追い切りに乗って、芝が合うと思っていた。言うことのないレースができました」と満足げに振り返った。