昨年と同ローテで連覇に挑むデスペラード(写真は2013年ステイヤーズS優勝時、撮影:下野雄規)
日本競馬の平地レースで最も距離が長いステイヤーズS。昨年、京都大賞典・アルゼンチン共和国杯を経てこのレースで圧勝した
デスペラードが、今年も同じローテーションで連覇に挑む。それを春の天皇賞3着馬
ホッコーブレーヴ、本格化ムードの
クリールカイザーあたりが阻止するのか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■12/6(土) ステイヤーズS(3歳上・GII・中山芝3600m)
デスペラード(牡6、栗東・安達昭夫厩舎)は昨年のこのレースを圧勝。今年は京都記念を逃げ切り新たな面も見せたが、その後の成績は振るわず。ただ、昨秋も京都大賞典、アルゼンチン共和国杯と続けて敗退してからの勝利を飾っており、今年も適性が高いここでの巻き返しが期待される。
ホッコーブレーヴ(牡6、美浦・松永康利厩舎)は前走のアルゼンチン共和国杯で1番人気に支持されたが、見せ場なく14着に終わった。ただ、明らかな太目残りだっただけに、使っての上積みは大きいだろう。春は天皇賞で3着に入線した馬だけに、長丁場での巻き返しが期待される。
クリールカイザー(牡5、美浦・相沢郁厩舎)はここにきて本格化ムード。重賞でも上位を争うようになってきた。ステイヤーズSは本格化前の昨年でも5着に入線している相性の良い条件だけに、今年は更なる前進が期待される。
その他、長丁場で一発がある
セイクリッドバレー(牡8、美浦・高橋裕厩舎)、一昨年のこのレースで2着に入線した
ファタモルガーナ(セ6、栗東・荒川義之厩舎)、長期休養明けを使われて上昇が期待される実績馬
スカイディグニティ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)辺りも怖い存在。発走は15時25分。