ボストンハーバー産駒、2歳戦初勝利

2005年07月09日 09:59

 9日、函館競馬場で行われた2歳未勝利(ダート1000m)は、横山典弘騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝110円)アイアムエンジェル(牝2、美浦・杉浦宏昭厩舎)が、スタートから先手を奪うと、直線で後続を突き放し圧勝した。勝ちタイムは1分00秒0(良)。6馬身離れた2着は3番人気スズカミンクス、さらに1/2馬身差の3着には4番人気マイネルテセウスが入った。

 勝ったアイアムエンジェルは、父が新種牡馬ボストンハーバー、母アイアムザウィナー(その父Danzig Connection)という血統で、半兄に01年京王杯2歳S(GII)3着のアイアムツヨシ(父タヤスツヨシ)がいる。初戦の2歳新馬(ダート1000m)は、1番人気に支持されるも3着に敗れており、デビュー2戦目での勝ち上がりとなった。通算成績2戦1勝。

 ボストンハーバーは父Capote、母Harbor Springs(その父Vice Regent)という血統の米国産馬。96年BCジュヴェナイル(米G1)を制し、米最優秀2歳牡馬に選出されるなど、通算8戦6勝の成績で種牡馬入り。日本ではすでに外国産馬として産駒が走っており、代表産駒にはワンダフルデイズ(クリスタルC-GIII)、ダイワバンディッド(新潟2歳S-GIII)などがいる。01年日本軽種馬協会が購入し、現在は同協会静内種馬場で繋養されている。今回の勝利が、中央・地方通じて日本輸入後の現2歳世代初勝利となった。

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