良血馬が無傷の2連勝。京都10R・紅梅S(芝1400m)は2番人気の
コンテッサトゥーレ(栗東・安田)が1分21秒9のタイムで2勝目を挙げた。スタートで出遅れたが、二の脚を利かせて中団グループへ。直線で3番人気の
ラッフォルツァート(2着)が内をさばいて抜け出したが、C・デムーロの左ステッキに応えて脚を伸ばしてかわし、首差をつけてゴールした。さらに2馬身半差の3着争いは4頭がタイム差なしの接戦になったが、14番人気の
ウインアキレアが制した。なお、1番人気の
アルマオンディーナは最後の直線で故障を発生し、競走を中止した。
メンバー最速タイの上がり3F33秒7の豪脚で差し切って、C.デムーロは「エンジンのかかりは遅かったが、かかってからはいい脚。ゲートが今後の課題です」と成長に期待。安田師は「強い内容。短期放牧に出し、チューリップ賞(3月7日・阪神、芝1600m)に行きたい」と見通しを語った。