現地時間16日、英・リングフィールド競馬場で行われたメイドン(未勝利)レース(芝7f)に、ゴドルフィン所属のサンデーサイレンス産駒フェイスアンドリーズン Faith and Reason(牡2、英・S.ビン・スルール厩舎)が出走。K.マケヴォイ騎手騎乗で5番人気ながら、2着のブロークンシュプール Broken Spurをクビ差制し初勝利を挙げた。勝ちタイムは1分25秒22(良)。
フェイスアンドリーズンは、父サンデーサイレンス、母Sheer Reason(その父Danzig)という血統の米国産馬。近親には01年BCターフ(米G1)の勝ち馬で、00年ジャパンC(GI)ではテイエムオペラオーの3着だったファンタスティックライト Fantastic Light(父Rahy)や、フロリダダービー(米G1)勝ち馬のCape Town(父Seeking the Gold)がいる。6月10日に行われたデビュー戦では、2番人気に推されるも9着に敗れていた。通算成績2戦1勝。
現2歳世代がラストクロップとなるサンデーサイレンス産駒は、JRAではダイアモンドヘッド(牡2、栗東・池江泰寿厩舎)、地方競馬ではモエレソーブラッズ(牡2、北海道・堂山芳則厩舎)が勝ち上がっている。海外では今回の勝利が初勝利となった。