ダービーと同じ舞台で行われた東京9R・ゆりかもめ賞(芝2400m)は5番人気
ヴェラヴァルスター(美浦・木村)が2分30秒7のタイムで接戦を制した。道中は中団のインを追走し、直線もそのまま内ラチ沿いへ。2、3着馬とは内外離れた攻防になったが、ロスのない騎乗で前走の未勝利戦に続いて2連勝を決めた。中団の外めを運んだ2番人気
タンタアレグリア(2着)は3番人気
スワーヴジョージ(3着)と並んで脚を伸ばしたが、勝ち馬とは首差、3着馬はさらに頭差でのゴールに。なお、1番人気の
エトランドルは直線を向いた時点で最後方。スローペースからの上がり勝負で差を詰められずに10着に敗れた。
後藤は「内外が離れていた分だけ差を詰められたが、イメージ通りのレースができた」と満足そうに話す。今後は福島県のノーザン
ファーム天栄へ放牧。木村師は「皐月賞を、という馬ではないでしょう。
トライアルを使ってダービーに出走できれば」と、次走は青葉賞(5月2日・東京、芝2400m)に向かう可能性が高い。