強気の競馬で評判馬を退けた。小倉10R・あすなろ賞(芝2000m)を制したのは3番人気の
ジュヒョウ(栗東・高野)。中団やや後方の位置取りから、小回りコースを意識して3角付近から早めの動きだし。父ステイゴールドと重なる412キロの黒鹿毛の馬体を弾ませて先頭に立つと、圧倒的1番人気の
クラージュシチー(2着)の追撃を許さず1馬身1/4差をつけてゴールした。勝ちタイムは2分0秒4。さらに首差の3着には逃げた7番人気の
ジャストフォーユーが続いた。
母系は
スキーパラダイスの一族で、飛躍が楽しみな好素材。バルジューも「反応が良く、追ってからいい
スピードを見せる。才能があるのは確か。楽に勝たせてもらいました」と満足げに語っていた。