31日、新潟競馬場で行われた2歳新馬(芝1400m)は、田中勝春騎手騎乗の4番人気ショウナンタキオン(牡2、美浦・上原博之厩舎)が4角後方4番手の位置から末脚を爆発させて、1番人気ブラックシャドウを瞬時に交わし2馬身差でデビュー戦を飾った。勝ちタイムは1分23秒6(良)。さらにアタマ差の3着に先に抜け出していた2番人気ヘヴンリービーナスが入った。
勝ったショウナンタキオンは父が新種牡馬アグネスタキオン、母ショウナンマイラヴ(その父トニービン)という血統。祖母が83年オークスで3着に入ったメジロハイネで、牝系を遡るとメジロデュレン(有馬記念-GI)、メジロマックイーン(天皇賞・春-GI)、リージェントブラフ(川崎記念-交流GI)など活躍馬が多数いる。
またアグネスタキオン産駒は昨日の2歳新馬(小倉・芝1200m)を圧勝したヒサクィーン(牝2、栗東・加藤敬二厩舎)に続いて5頭目のJRA勝ち上がりとなり、うち4頭が新馬で勝利を収めている。