31日、小倉競馬場で行われた2歳新馬(芝1800m)は、落馬負傷の池添騎手から乗り替わった生野賢一騎手騎乗の3番人気グロリアスウィーク(牡2、栗東・音無秀孝厩舎)が、中団追走から直線で脚を伸ばし、先に抜け出た4番人気メイショウサムソンをアタマ差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分53秒5(稍重)。さらに3/4馬身差の3着には8番人気ヨンハライナーが入った。圧倒的1番人気(単勝140円)に支持されたクロスブレイクは、直線伸びず8着に終わった。
勝ったグロリアスウィークは父スペシャルウィーク、母グロリオーサ(その父フレンチグローリー)という血統。スペシャルウィーク産駒のJRA2歳世代は先週まで5頭が勝ち上がり、今週の未勝利戦ではテイエムミゴテカ(牝2、栗東・岩元市三厩舎)、グラスウィーク(牡2、美浦・尾形充弘厩舎)の2頭が優勝。今回の勝利で、JRA2歳世代トップとなる8頭目の勝ち上がりとなった。以下、サクラバクシンオーが7頭、フレンチデピュティ、アグネスタキオンが5頭で並び続いている。