岩田望来騎手騎乗のミルトベストが直線抜け出す(カメラ・高橋 由二)
10月19日の京都4R・2歳新馬(芝1400メートル=17頭立て)は5番人気の
ミルトベスト(牡、栗東・中村直也厩舎、父
ファインニードル)が勝利した。勝ち時計は1分22秒2(良)。
スタートを決めて、外枠から先行。頭を上げる場面もあったが、余裕ある手応えで直線に向いた。反応良く加速して、残り1ハロン過ぎで先頭へ。好位から進出した2着
アゲンストオッズ(川田将雅騎手)に2馬身差をつけた。
岩田望来騎手は「好スタートを切っていい位置を取れたけど、力んでいました。収まりが悪いところはありましたが、しまいは反応してくれました。1400メートルはギリギリで、後々1200メートルになってくると思います」と評価。中村調教師は「コントロールに苦労していたので、その辺が課題です。
テンションが上がりやすいので、1回使ってどうなるかですね。
スピードはあると思っていました。血統的にも、(父が)
ファインニードルでしょうし、短いところで」と今後を見据えた。